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「ふたば系ゆっくりいじめ 623 ゆっくりファンタジーXIII/コメントログ」 カオス -- 2010-07-13 18 34 46 つよいゆっくりってなんかうざい -- 2010-07-24 13 17 49 デバッカーとして使い潰されるゆっくりに吹いたww -- 2010-10-18 20 25 16 要はFFはクソでドラクエは最高って事か -- 2011-03-07 15 23 42 ドラクエも糞だろ -- 2012-03-15 00 41 38 どちらも最高でいいじゃん、面倒くさい…。 どっちが○そとか言わないと気が済まない馬鹿は消えてね!今すぐでいいよ! -- 2012-10-08 14 03 16 よし! 間を取ってこうしよう どっちも昔は最高だった! どっちも今は……だ! -- 2012-12-12 15 36 59
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「ふたば系ゆっくりいじめ 262 目と目で通じあう/コメントログ」 これはきもいw -- 2010-04-26 18 44 11 エイリアンみたい -- 2010-04-30 18 43 03 なんというミギーwwwww -- 2010-06-14 00 56 24 これは笑ったww そのまま子作りしたらどうなるんだw -- 2010-06-21 00 25 57 人間だって「シャムの双子」の例があるし…ゆっくり限定ってわけでも… ま、食べ物の始末は胃袋で。 -- 2010-07-08 00 02 52 シンイチ… -- 2010-08-07 23 06 28 やだ気持ち悪いwwww 目の玉飛び出たなめくじゆっくり作るのも楽しそうだなw -- 2010-10-03 13 37 01 ↓×5 寄生獣ww懐かしいwww -- 2013-01-05 12 11 48 っきもちわるwwww -- 2013-02-11 18 07 05 その発想は無かったwwwww -- 2013-05-29 23 38 56 新しい発想だけど気持ち悪っwww -- 2022-12-23 19 37 57
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長寿と繁栄を・・・後編 26KB ※俺設定 ※東方オリジナルの設定をほとんど無視します ※人間が出ます ※ゆっくりが賢い(?)です ※虐待は少しだけです ※作者は低学歴なので、日本語がおかしいです ゆとり乙と罵ってください ※前編、後編に分けます ※前編を見てから、後編を見てください 長寿と繁栄を・・・後編 ゆっくりは・・・。 人語を話す饅頭やシュークリームということなので、 法律上、物という定義が当てはまる。 これは猫や犬と同じく動物も物になる。 しかし、動物とゆっくりの違いは愛護法の有無である。 動物には動物愛護法があるが、 ゆっくりには、ゆっくり愛護法なんていうモノは存在しない。 つまり、ゆっくりをどう扱おうが、何の罪にも問われないのである。 彼ら、ゆっくり製菓に勤務するゆっくりたちは、ゆっくり製菓の所有物となっている。 社員のゆっくりたちをどう扱おうが、それはゆっくり製菓の勝手なのである。 あまりにも残酷である。 仕事に失敗したれいむだけならまだしも、 家族のゆっくりたちも加工所に送られてしまうなんて・・・。 だが、これは、ゆっくりたち自身が選んだ道なのである。 ゆっくりは弱い。 雨、風、日照り、雪・・・。 ありとあらゆる自然災害の被害を受ける。 動物やれみりゃやふらんといった捕食種・・・。 彼らからすればゆっくりは安全に狩れ、かつ、高カロリーで、 一度狙われたら、必ず食されてしまう。 ゆっくりを虐待することに命を賭ける人種・・・。 ご存知、虐待鬼意山たち。 ゆっくりたちからすれば、想像もつかない虐待で、無惨に殺されていく。 こんなゆん生は嫌だ!!! ゆっくりたちはゆっくりするために生まれてきたのに、 世の中はゆっくりさせてくれない!!! どうしてゆっくりさせてくれない!!! ゆっくりをゆっくりさせろ!!! そうじゃないと、おかしい!!! ゆっくりはこんなにゆっくりしているのに!!! 神は一体何をしているのだ!!! 殺してやる!!!ゆっくりをゆっくりさせない世の中を作った神なんて殺してやる!!! 制裁だ!!!ゆっくりの名の下に制裁だ!!! と、今までは、自身の弱さを省みず、むしろ、ゆっくりが生物の頂点を思い込み、 自らを尊大な存在だと勘違いしていたゆっくりばかりであろう。 しかし、ゆっくりたちも"進化"したのだ。 『次世代ゆっくり』と言われるゆっくりたちの登場だ。 ゆっくりにとって、その”進化”は革新的だ。 ゆっくりが何かモノを作り出した・・・!? 違う。所詮は饅頭。 人間に出来ないことが饅頭如きに出来るはずもない。 ゆっくりが肉体的に何か得たのか・・・!? 違う。所詮は饅頭。 旨くなるか不味くなるかその程度だろう。例えそうだとしても。 その”進化”とは、 過去のゆっくりたちの概念を捨て去ること・・・。 そして、新しい概念を受け入れること・・・。 ゆっくりはゆっくりするために生まれてきた!? 違う。 ゆっくりの存在理由なんて・・・。存在しない。 ただ生まれてきただけ。それだけの事実。 じゃないとおかしい。 ゆっくりがあまりにも弱すぎることが・・・。 という思考を『次世代ゆっくり』たちはするようになった。 何世代をも傲慢かつ無知な思考を繰り返していたが、 ついに、自らを客観的に見ることが出来るようになり、 自身の弱さを受け入れたのだ。 でも、ゆっくりはゆっくりしたい。 じゃあ、どうすればいいのか? ゆっくりできないモノを排除すればいいのだ。 ありとあらゆる自然災害・捕食種・虐待鬼意山を排除した場所で生きていけばいいのだ。 では、一体どこにそんな場所があるのだ? と疑問に思っていた矢先・・・。 人間たちが、ゆっくりに提案してきたのだ。 その場所は、人間が用意しようと・・・。 この人間たちこそ、ゆっくり製菓の経営陣である。 ゆっくり製菓は、昨今のゆっくりブームの人気にあやかり、面白半分で、 ゆっくりに仕事を覚えさせて、やらせてみた。 すると、実は人間と対して変わらないくらいの仕事をこなしていたのだ。 最初は客寄せパンダとしか思っていなかったが、 次第に人間よりも仕事が出来る様になってきた。 しかも、ゆっくりの給料なんて、人間の給料と比べて、タダみたいなものである。 食事もそこらへんで拾ってきた虫とか草とか花とかをやればそれだけで喜んだ。 中には菓子や人間と同じ食事を望んでくるゆっくりもいたが、 人間とゆっくり、どちらが強いのか、体で教えてやれば、次からはケツを振って厭らしい顔で、 気持ち悪い声を出しながら、媚びを売り、人間の顔色を伺う連中ばかりだった。 そのため、経営陣は、社員の9割を一斉にリストラし、ゆっくりを社員にした。 その結果、会社の利益は数十倍も増え、ゆっくり製菓は名だたる大企業へ発展したのだ。 しかし、面白くないのは・・・。ゆっくり製菓をリストラされた人間や、虐待鬼意山である。 『人間がゆっくりに劣るっ!?許せないっ!!!』 ゆっくり以下とレッテルを貼られた元・社員、ゆっくりが人間より優れているという事実に腹立つ虐待鬼意山。 ゆっくり製菓で働くゆっくりたちを虐待するのは当然のことだった。 その結果、人手不足になってきたゆっくり製菓。 しかし、ゆっくり製菓は、あることを思いついた。 ゆっくりというゆっくりを、すべてゆっくり製菓が買い取るということ・・・。 ゆっくりをゆっくり製菓の所有物にした場合、 ゆっくりを虐待したら、それは器物破損罪が適応される。 そうなれば、人間たちはむやみやたらにゆっくりを虐待できなくなる。 大体、リストラされた人間など、裁判を起こされたらどうなるか、わかっているだろう・・・。 ただでさえ、家計が苦しいのに、賠償金請求などされてしまったら・・・。 虐待鬼意山とて、基本的には資産を持っているような輩はいない。 どちらかと言えば、貧乏人が多い。 そんな奴らが、資金が潤沢している大企業にわざわざ裁判を起こされて負けるようなことはしてこない。 虐待に命を賭けるといっても、それは言葉のあやであり、ホントに命を賭けるような輩は少ない。 ゆっくり虐待なんて、ただの暇つぶし。 中には、破滅願望を持った虐待鬼意山が、それでもゆっくり製菓のゆっくりたちを虐待しに来ることは、 しばしばあった。 しかし、一度、そういう輩を器物破損や営業妨害で訴えてしまえば、 多大な賠償金を取ることができるし、払えなければ、借金苦に自殺をする輩ばかり、 再犯すれば、実刑を食らい、数年くらいは刑務所に入れられるので、取るに足らない問題だ。 そういう問題をクリアしたゆっくり製菓の経営陣たちは、 さらなる利益追求のために、安定した労働力の確保のため、ゆっくりたちを保護することにしたのだ。 ゆっくりたちの求めるモノ、それは安全に暮らせる場所。 人間たちの求めるモノ、安い労働力。 互いに、求めるモノを提供し合うことで、 ついに人間とゆっくりの共存が成り立ったのだ。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 「だずげでぇえええ!!!!みんなぁああ!!!だずげでぇええ!!!!!」 加工所に送られることになったれいむが、同僚のゆっくりたちに助けを求める。 『こら!!動くな!!!』 『ジタバタするな!!!』 黒服を着た人間たちは、れいむを押さえつけようとするが、 必死にもがくれいむの抵抗が激しく、力が緩んだところで、れいむが逃げ出した。 『待て!!!』 と、人間たちは叫んだ。 ポヨンポヨンと体を弾ませ、同僚のゆっくりたちのところへ駆け寄るれいむ。 「ばでいぃざぁあああ!!!!だずげでぇええ!!!!おどもだぢでじょぉおお!!! おざななじみでじょぉおお!!!だずげでぇええ!!!だずげでよぉお!!!!」 まりさの前にれいむは立ち塞がり、涙を流しながら、助けを乞うれいむ。 まりさと、このれいむは、確かに親友であった。幼馴染であった。 だが、ゆっくり製菓に入社してから、互いに違う業務を行なう内に、接する機会が次第に減っていき、 ここしばらくの間、話しをすることがなかった。 「ばでぃざばぁああ!!!こんげづばのるまをだっぜいじだんでじょぉおお!!! ずごぢでいいがらぁああ!!!!ずごぢでいいがらぁああ!!! でいぶにぞのぜいぜぎをゆずっでよぉおおおぉお!!!!!!!」 成績の悪いゆっくりの損失を、成績の良いゆっくりの利益で補ったら、加工所に送られなくても済む制度はある。 が、しかし・・・。 「ゆぅ・・・。そんなことできないよ・・・。まりさだって・・・。 こんげつはぎりぎりたっせいしたんだから・・・。そんなことしたらまりさも・・・。」 みな余裕がないのだ。 だから、そんな制度はあってないようなモノ。 「みんなのぜいぜぎがらぁあああぁあ!!!!ずごぢずづでもぉおぉ!!! でいぶののるまにだぜばいいでじょぉおおぉお!!!!! ばがなのぉおおお!!!じぬのぉおおお!!!!」 れいむの言うとおり、ここにいるゆっくりたち全員が少しずつでも成績をれいむも譲れば、 助かる可能性はある。 だが・・・。 「みんなよゆうがないんだよぉお!!!そんなことしたらぁぁああぁ!!! ちぇんまでリストラされちゃうよぉおおぉおお!!!!!! わからないのぉおぉお!!!!」 と、ちぇんが叫んだ。 今月は黒字だったとしても、来月は赤字かもしれない。 ここにいるゆっくりたちはそう思っている。 だから、ここでれいむを助けたとしても、来月はさらに状況が悪くなったら、 今月の貯金もなくなり、自分もリストラの対象になる可能性が非常に高い。 「ぢぇんんんん!!!!!!おまぇええぇえ!!!!! だれにじごどをおじえでもらっだどおもっでるんだぁああああ!!!! でいぶにおんをがんじでいないのがぁああああ!!!!! じねぇえええええ!!!!!じねぇええええ!!!!! おまえばじねぇええええええぇええええええ!!!!!!!」 ちぇんは、このれいむから仕事を教わったのだ。 ちぇんは物覚えが悪かった。 そんな中、このれいむは、ちぇんは友達だからと言って、仕事の仕方を教えてやった。 もし、自分が教えていなかったら、この場で泣いているのは、 ちぇんの方だった。 なのに、れいむは恩を仇で返された。 抑えられない怒りがれいむを駆り立て、ちぇんに向かって飛びかかった。 「ゆっぐりでぎないぢぇんばじねぇえええぇえええええええ!!!!!」 バゴッ!!!! れいむは、ちぇんに飛びかかろうとした瞬間、 壁に叩きつけられた。 「ゆ゛っ・・・ゆ゛っ・・・」 白目を向き、小刻みに痙攣をし、餡子を少し吐いているれいむ。 『ふぅ~。危ない危ない。』 人間が汗をかきながら、ため息をつく。 れいむは、人間に蹴られて、壁に叩きつけられた。 「にんげんさん!!!あぶないよ!!! まだここにいるゆっくりたちはまだかちがあるよ!!! きずついたらどすのせいになっちゃうよ!!!!」 『ああ、すまんすまん。』 「そんなしゃざいはいらないよ!!! ゆるしてほしかったら、あまあまさんをもってきてね!!!」 ドスと人間が、そんな会話をしていると・・・。 「どぼぢで・・・どぼぢで・・・」 れいむが苦しそうに声を上げていた。 「もう!!!しごとのじゃまだよ!!! このごみをかたづけて!!!ふゆかいだよ!!! どすはこんなにがんばっているのに!!!!! こんなかすばかりしかぶかにいないなんて!!! せかいでいちばんかわいそうだよ!!!どすは!!! ひげきのひろいんなんだよ!!!!まったく!!!! しね!!!!ごみはしね!!!おまえなんかゆっくりじゃない!!! ごみだ!!!!むのうだ!!!おまえのそんざいそのものがめいわくだ!!! きえろ!!!!うまれてきたことがまちがいなんだよ!!! このくそまんじゅう!!!!」 ドスがれいむに唾を吐き、汚いモノを見るような目で見下す。 それを最後にドスは、れいむの方を向かなくなった。 れいむは、悔しそうに同僚たちを見つめながら、 台車に乗せられて運ばれていった。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ゆっくり製菓は、ゆっくりたちを保護することにした。 だが、ゆっくり製菓はさらなる利益追求のため、 ゆっくりたちにノルマを課した。 ノルマを達しなかったゆっくりは・・・。 加工所へ売られる。 そこで、ノルマからの差分を補うのだ。 こうすれば、死にたくないゆっくりたちは、 能力の限界まで働くのだ。 そんなことをすれば、ゆっくりたちは、 こんなゆっくり出来ない場所から逃げるのでは? と思う読者もいるだろう。 ゆっくり製菓は賢い。 ゆっくり製菓がゆっくりたちを保護するという条件を出したとき、 以下の11つの条件で、ゆっくりたちの保護を約束するとした。 第1条 ゆっくり製菓はゆっくり製菓に勤務するゆっくりの家族を保護する。 保護の範囲は、自然災害、野生動物や捕食種、人間からの虐待。 第2条 ゆっくりの巣は、ゆっくり製菓が用意せず、ゆっくり自身が用意する。 ただし、ゆっくり製菓が認めない場所に巣を作ったら、保護は適応しない。 第3条 自然災害にあった場合、巣の復旧やゆっくりの身体の負傷については、ゆっくり製菓が全面支援する。 ただし、ゆっくり製菓に勤務するゆっくりが死亡した場合は支援しない。 第4条 野生動物や捕食種、人間からの虐待を受けた場合、ゆっくり製菓は全面的に報復をする。 ただし、ゆっくり製菓に勤務するゆっくりが死亡した場合は報復しない。 第5条 ゆっくり製菓は成績が著しく悪いゆっくりに対しては、リストラを行い、 リストラを行なわれたゆっくりは加工所へ送られる。 第6条 ゆっくり製菓に勤務するゆっくりの家族を傷つけたゆっくりは、 どんなゆっくりであろうとも、強制的に加工所を送られる。 第7条 ゆっくり製菓に勤務するゆっくりの家族は以下の3点を満たすこと。 ?番のゆっくりは、巣から半径50m以内から出ないこと。 もし出た場合、家族全員で加工所へ送られる。 ?子のゆっくりは、毎日、「がっこう」へ行く。 テストの成績が良くないゆっくりは、家族全員で加工所へ送られる。 ?第5条が執行された時、家族にいるゆっくりは、家族全員で加工所へ送られる。 第8条 一度、社員になったゆっくりは、永遠にゆっくりするまで勤務するしなければならない。 辞める事は許されない。途中で辞める意思を表明したら、加工所へ送られる。 第9条 ゆっくり製菓はそれ以外のことは感知しない。 第10条 第1条を聞いた時点で、ゆっくり製菓の社員になり、この条件が適応される。 第11条 第1条~第10条を理解していないと、加工所へ送られる。 姑息である。 なぜこのような条件にしたのか・・・。 ゆっくり製菓の企みはこの通りである。 第1条:自然災害、野生動物や捕食種、人間からの虐待のみ保護。後は知らん。 第2条:ゆっくりのために社員寮なんか作れるか。なんとなく安全そうなところをお前らが探せ。 人間の目から見ても安全だなぁ~って思う場所なら保護してやる。 第3条:自然災害で傷ついたなら、助けてやる。でも死んだら知らん。 遺族の面倒は見ない。 第4条:被害に合ったら、報告してきてくれ。報復してやる。でも死んだら知らん。 遺族が訴えてきても知らん。 第5条:仕事出来ないヤツは、加工所でおまえ自身が売り物になってくれ。 第6条:家族で揉め事を起こされると面倒だ。傷害事件を起こしたら、お前ら死んでくれ。 あと、お前らの家族もお前らの失敗で売るつもりだから傷つけるなよ。 第7条:番は家の付近で、餌でも探していろ。でも逃げ出したら殺す。 子供は人質だ。よこせ。あと優秀な次の社員を作るため育成してやる。出来が悪かったら殺す。 旦那の失敗は家族の失敗だ。お前ら全員で償ってくれ。 第8条:途中で辞められたら、お前らに投資した金がもったいない。 死ぬまで働け。嫌なら、すぐに投資した金を回収する。 第9条:保護だけしてやる。後は知らん。 第10条と第11条 :ゆっくりは3つまでしか覚えられないんだっけな?なんかウザイな。 あとで知らないとか言うとウザイから、知らなかったら、加工所へ送る。 っていうか、そういうバカは社員になっても脚引っ張るだけだから、 今のうちに売る。 要は、保護をすると言っても、金がかかる。 そんな金をゆっくりにかけたくない。 それが本音である。 ゆっくりを汚させないような安全な住処を、社員寮みたいな建屋を作る金がもったいないと、 人間は感じた。 さらに、野生動物や捕食種、人間からの虐待を未然に防ぐには、 それなりのパトロールが必要だ。 では、ゆっくり自身に探してもらおう。そういう場所を。 ゆっくりたちからすれば、本末転倒である。 ゆっくり出来る場所を提供するという約束で、人間に協力を求めたのに、 ゆっくりする場所を自身で探せとは??? おかしな話である。 しかし、ゆっくりは受け入れた。 強要されたのではなく、自ら受け入れた。 その結果・・・。 自然災害、野生動物や捕食種、人間からの虐待に合わない場所を、 自ら探し出せて、家族全員が出来がよいゆっくりのみ、ゆっくり製菓の社員になり、 それらを満たすことが出来ない、 具体的には、3つまでしかモノが覚えられない一般的なゆっくりは、 みな加工所へ送られ、優秀なゆっくりのみ残った。 ゆっくり製菓は、思惑通り、 最小限の費用で優秀なゆっくりと豊富な原材料を得ることが出来た。 『次世代ゆっくり』と言われるゆっくりたちも、 旧世代の貧弱・無知・傲慢の三拍子揃ったゆっくりたちのせいで、 群れを絶滅されたことを遺伝子に刻んでいたのだろうか、 ゆっくり製菓の理不尽な約束に自ら進んで従ったのだ。 この程度のことが出来ない無能なゆっくりは、 消えてほしいと思っていたので、理不尽と知りつつ、 無能なゆっくりをこの理不尽な約束で粛清したのだ。 結局のところ、ゆっくりは人間に良い様に扱われてしまっているが、 ゆっくりはそれもそれで受け入れていた。 なぜなら・・・。 無能なゆっくりは、加工所へ売りさばかれるが、 優秀なゆっくりに対しては・・・。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 「ゆっくりただいま!!!」 「ゆっくりおかえりなさい!!!」 「「「ゆっくちおきゃえりにゃしゃい!!!」」」 まりさは仕事を終え、巣に帰ってきた。 「ゆっくりしてた?みんな?」 「ゆゆっ!!!れいむはゆっくりしてたよ!!! おちびちゃんたちもゆっくりしてたよ!!!」 「「「ゆっくちぃ!!!!」」」 今日の昼休み、あんな光景を見たまりさは、 記憶の片隅にも置いておきたくなかったのか、 嫌な思い出をかき消すように、家族とふれあいに微笑んだ。 「おちびちゃんたち!!!おかあさんのとってきたばんごはんさんはおいしい?」 「「「む~ちゃ!!!む~ちゃ!!!ちわあちぇ!!!!!」」」 れいむが一日懸けて、集めてきた草や虫をおいしそうに食べる子供たち。 「ゆ~ん!!!れいむはしあわせだよ!!!こんなにかっこいいまりさと!!! こんなにかわいいおちびちゃんたちにかこまれて!!!!」 「「「ゆっ!きゃわいくてごみぇんにぇ!!!」」」 キャッキャと騒ぐ子供たち。 まりさに擦り寄るれいむ。 その光景を見て微笑むまりさ。 そこにはゆっくりたちが望むゆっくりがあった。 しかし、まりさは笑いながら、思い出していた。 昼休みのれいむが加工所へ連れられて行く光景ではない。 いや、昼休みの光景を見たから思い出したのであろう。 以前、ゆっくり製菓の幹部の人間が、まりさを呼び出して聞かせた話を・・・・。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 仕事が終わるチャイムがなる数十分前。 まりさは、ゆっくり製菓の幹部の人間に会議室に呼び出された。 まりさは、自分が何か悪いことをしたのかと、 ビクビクしていた。 大抵、呼び出されると言う場合、嫌なことしかないのだから・・・。 しかし、まりさとは対照的に、 人間はにこやかな顔でまりさに話しかけてきた。 『まりさ。君は優秀なゆっくりだ。ゆっくりにしておくのはもったいないくらいだ。 君が人間ならば、即、私の片腕にしてるところだ。』 「ゆっ!!!ありがとうございます!!!」 まりさは、意外にも褒められるとは思っていなかったから、 つい、笑みが漏れてしまった。 『ところで・・・君は出世には興味あるかね?』 「ゆっ!!!ゆっくりできるなら、ゆっくりできないたちばになってもがんばります!!!」 愛するれいむのため、愛する子供たちのため、 自身がゆっくり出来なくなっても、出世をすれば、家族はゆっくり出来る。 そう思い、その意欲を口に出すまりさ。 『いい心掛けだ!!!ホントにゆっくりなのかと疑いたくなるよ!!! 君みたいな優秀なヤツは人間でも少ないよ。』 「ゆゆっ!!!おほめのことばありがとうございます!!!」 『実は・・・。君の上司のドスまりさ・・・。 彼ね・・・。あまり評判がよくないんだよね・・・。 人間の社員に対して、役職が上だからって、 上から目線で話すからねぇ~。 人間の社員の間で、密かに彼の虐待計画が持ち上がるくらいなんだよ。 まあ、そういう人間は・・・。然るべき制裁をしたから、 何も問題はなかったんだけどね・・・。 ただ・・・。いやね、うちの会社は実力主義だから、 ゆっくりだからとか人間だからとかって差別してないんだけど、 やはり、そういう風に思われるようなゆっくりを上の立場には置いとけないんだよねぇ~。 大体、うちの会社はゆっくりのおかげで持っている様なモンだから、 気に入らないゆっくりは、虐待するなんてことだと、 社員のゆっくりがみんな逃げちゃう可能性があるんだよねぇ~。 まあ、逃げ出しても簡単に捕まえられるんだけど、 一度に全員とかって一気に逃げられちゃうと・・・。 さすがに困っちゃうかなぁ~ってねぇ・・・。』 確かにあのドスまりさは、ゆっくりの中でも嫌われている。 仕事はしないくせに、威張り散らす。 部下の手柄を横取りするくせに、自身の失敗は部下に擦り付ける。 それを指摘すれば、ゴミだとか無能だとか罵ってきて、 アンチゆっくり派や虐待派が多く住んでいると噂される、 注文が取りにくい地区へわざと配属させたり、 受付の美ゆっくりのありすに、人間からもらった 高級菓子を餌にして、すっきりしようと企んでいたり、 客先と癒着して、売り上げの一部から、 ゆっくりフードや高級菓子に変えて、隠し持っていたりとか・・・。 どうしようもないゲスだったりする。 「ゆぅ・・・。まりさはにげだしませんよ!!! かわいいれいむとかわいいおちびちゃんのために、 ゆっくりはたらきます!!!」 『いやぁ~君は素晴らしい!!! そんな君だからこそねぇ~、君をリーダーにしようと思うんだ!!!』 「ゆっ!?」 『いきなりだから、びっくりしたかね?』 「ゆぅ・・・。まりさはびっくりしました・・・。」 『そうだろう、いきなりでびっくりしただろう。』 「でも・・・。まりさはゆっくりがんばります!!!!」 『そうかそうか!!! それはよかった!!!私も君なら引き受けてくれると思ったんだ!!! ただ・・・。 ちょっと問題があってね・・・。 言い難い事なんだけど・・・。』 人間は、ある書類を取り出した。 その書類には、まりさの子供たちの成績が書いてあった。 そして、その成績を見た瞬間、 まりさは、真っ青になり、口元がピクピクし始めた。 『君の子供たちはねぇ~。 模擬テストの結果が著しく悪いんだよ・・・。 生後1ヶ月だよねぇ~。この時期になると・・・。 数を100個くらい数えられるくらいの認識力が平均的なんだけどさぁ・・・。 まだ、2個までしか数えられないんだよ。 それ以上だと・・・。たくさんだって言い張るんだよね・・・。 いろいろと、私らも、優秀な君の子供だっていうことで、 特別に、普段は、こういうことをしないんだけど・・・。 先生たちにお願いして、彼らのためだけに、補習とか特別授業を開いてるんだけど、 ゆっくりさせろ~とか、あまあまさん持って来いとかねぇ~。 あと、至る所でうんうんをするんだよ。 なんだっけ?そのぉ~。スーパーウンウンタイム?だっけ? アレする度に、すごく厭らしい顔になってねぇ~。何か人間を小馬鹿にしたような・・・。 先生たちは額に血管を浮かべるくらい怒り心頭で、 中にはその血管が切れて、血が出る先生もいるみたいなんだよ・・・。 ひどい先生なんか、血の涙を流して、歯を噛み砕くほどの怒りを持つほどらしく・・・。 あと、かわいくてごめんねってのが口癖みたいで・・・。 先生たちはもう・・・。我慢の限界らしいんだよ。 いつ叩き潰すかわからないって言っているんだよ。 あ、安心してね。そういうことを言った先生たちにも然るべき制裁をしたから。 でもねぇ~。いろいろとそういうことを子供たちにも辞めさせようと、 私らも努力したんだが・・・。 その度に、ゆっくり死ねって言って来るんだよ。 そして、これが一番良くない。 まだ赤ちゃん言葉だよね。もうこれは生後10日くらいでクリアしてなければならない問題なのに、 1ヶ月経ってこれなんだね。 子供たちも・・・。これが可愛さの秘訣だとか言い出して、直す気は全くないんだよね。 このままだと、あと1ヵ月後のテストで・・・。どうなるか・・・。』 ゆっくりの『がっこう』では、次期社員になるべく、 ゆっくりの子供たちを教育している。 人間との約束の項目の中にも、あるように、テストの出来が悪いゆっくりは、 家族ごと、加工所を送られてしまうのである。 「ば・・・ば・・・ばでぃ・・・ばでぃざば・・・・」 口をパクパクとさせながら、呆然とし、視線がどこかに向いているまりさ。 『落ち着きたまえ。 今すぐ、君たち家族を加工所へ送ることはしないよ。 不安にさせて悪かったよ。』 「じゃ・・・じゃああ・・ばでぃざだぢば・・・」 『う~ん。でも~。このままじゃ・・・。』 「おねがいでずぅううう!!!! ばでぃざのおちびじゃんだぢをずぐっでぐだざいぃいい!!! ばでぃざのでぃぶもずぐっでぐだざいぃいいい!!! ばでぃざばぁあああ!!!どんなごどでもじまずがらぁあぁあああ!!!!!」 まりさは泣き叫んだ。 見栄も外聞も忘れて、無様に涙と涎と汗を撒き散らしながら。 『すまない・・・。私の力不足だ。 こればかりはどうにもならないんだよ。 彼らには、次世代ゆっくりとしての資質がなかったんだと思うよ。 すまないが、君ら家族は加工所でゆっくりしてくれ。』 「どぼぢでぞんなごどいうんでずがぁあああ!!! ばでぃざのおちびじゃんばぁああ!!!! がわいぐでぇええええええ!!!! ゆっぐりじでるんでずぅうううううう!!!! でぃぶばぎれいでゆっぐりじでるんでずぅううう!!! おねがいでずぅううう!!! だずげでぐだざぃいいい!!!!! ゆんやぁあああぁあああ!!!がごうじょいやぁぁぁああああ!!!!」 『残念だ。非常に残念だ。 ただ・・・。君も失うというと・・・。 それはどんな手段を使ってでも防がなければならない。 君だけは助けなければならない。』 「ゆ゛っ!?」 泣き叫ぶまりさは、驚いた。 『実はさ・・・。受付のありすがさぁ・・・。 君の事を気に入っているらしいだ。 でね・・・。今なら、れいむと子供たちを捨てて、 ありすと家庭を持つっていうのなら・・・。 君だけは助けることが出来るんだよね・・・。』 「ぞ・・・ぞんなぁああああ!!! ばでぃざにうらぎれどいうのでずがぁああああ!!!!!」 『君が家族思いなのはよく知ってるよ。 だけど・・・。このままじゃあ・・・。』 「ぜめでぇえええ!!!!でぃぶだげでもおぉおおお!!!」 まりさは叫んだ。 子供たちの成績の悪さで、何も悪くないれいむも加工所へ送られる。 せめて、れいむだけでも、れいむだけでも助けたい。 『よく考えてごらん。 君は優秀なゆっくり、君の子供は・・・。その・・・なんだ・・・。 言いにくいんだけど・・・。そうじゃないゆっくり。 君の子供は優秀なはずだと思うんだよ。私は。 何せ優秀な君の子供なんだから・・・。 でも、そうじゃないってことは・・・。 君の奥さんのれいむに・・・。その・・・。問題があるってことじゃないかな?』 「ゆ゛っ!? でぃぶばぁあああ!!!でぃぶばぁああ!!! ぜがいいぢゆっぐりじでるゆっぐりでずぅううう!!!! ぞんなごどぉおおお!!!ぞんなごどぉおぉおお!!!!!!」 『まあ、あれだ。君にも思うところがあるのだろう。 だから、しばらくの間、考える時間を与えるよ。 その間にゆっくりと考えてくれたまえ。 君は家族を大切に思っているいいゆっくりだ。 そして、優秀だ。 私はすごく君のことを買っているよ。 だけど・・・。 君が長生きして、長くゆっくりして、 そして、君の子供や家族をたくさん作って、孫やひ孫まで作りたいと思うなら・・・。 私の下に来た方が確実だと思うんだけどね・・・。』 「ゆ゛っ・・・。」 『もしかしたらだよ・・・。 君の子供たちが、あと1ヶ月で成績がすごく良くなって、 君の家族が救われるっていう可能性もないわけじゃない。 優秀な君の子供たちだ。ポテンシャルは高いはずだ。やれば出来るかもしれない。 やれば出来るかもしれないんだが・・・。 私がゆっくりとの関わりを持って、君たちからすれば、 気が遠くなるような年月の間で、見てきた中で・・・。 いくらそういう高いポテンシャルを持っているゆっくりとて・・・。 今の状況を打破するようなゆっくりは皆無だった。 そうだな。みんな無惨に・・・。そう・・・。 まあ、君の子供たちが、 私の経験則を破る第一号になる可能性もあるかもしれないからねぇ~。 何ともいえないよなぁ~。 だけど、そういう限りなく低い可能性にかけるより、 確実に目の前にある幸せを選ぶっていうのも、 またこれは・・・。優秀じゃないのかな? 私はそう思う。』 「ば・・・ばでぃ・・・ばでぃ・・・ばでぃざば・・・」 まりさは、番のれいむが、可愛い自分の子供たちが、 大好きだ。彼らを助けられるのなら、命とて捨ててもいい。 しかし、命を捨てず、彼らを捨てた場合、 会社で一番の美ゆっくりと噂される受付のありすと、夫婦になり、 会社の中でも、人間よりも上に立つくらいの役職にもつけ、 明るい将来を約束されているという事実。 そんな誘惑に惑わされるか!!!! 自分の命より家族の命の方が重い。 それは絶対の決意。絶対の思い。それもまた事実。 迷ってはいない。迷ってはいないのだ。 迷っていないのだが・・・。 なぜか・・・。言えない。言えないのだ。 この先の言葉が・・・。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 「ぴゃぴゃ~!!!れいみゅはぴゃぴゃとねりゅぅうぅう!!!」 「ゆ~ん☆まりちゃもぉおぉ!!!!」 「ゆゆん!!!ぴゃぴゃはれいみゅだけのぴゃぴゃだよ!!! ゆっくちりきゃいしちぇね!!!!」 「あらあら、おちびちゃんたち!!! ぱぱはままやおちびちゃんたちのものよ!!!」 「「「ゆゆ~ん!!!」」」 まりさたちはみな集まって、す~りす~りしながら、 寝床へ入った。 「あしちゃはもっちょゆっくちできりゅひがくりゅね!!!」 「あさっちぇももっちょゆっくちできりゅひがくりゅよ!!!」 「あしゃちぇのちゅぎももっちょゆっくちできりゅひがくりゅよ!!!」 「おちびちゃん!!!まりさ!!!ゆっくりおやすみなさい!!!」 「「「ゆっくちおやちゅみなちゃい!!!」」」 まりさも笑顔で床に就く。 しかし、その笑顔の裏には、 確実に迫り来るゆっくり出来ない日が近づいているという恐怖に震えていた。 恐怖から逃げるため、家族を捨て、 長寿と繁栄の道を選ぶか・・・。 それとも愛する家族と共に滅びの日を迎えるか・・・。 あとがき また長すぎた。 あと無駄に設定が多すぎた。 他の作品 ふたば系ゆっくりいじめ 149 鞭打 ふたば系ゆっくりいじめ 155 糞饅頭 ふたば系ゆっくりいじめ 159 ユグルイ その1 ふたば系ゆっくりいじめ 162 ユグルイ その2 ふたば系ゆっくりいじめ 168 ユグルイ その3 ふたば系ゆっくりいじめ 169 ゲス愛で派 ふたば系ゆっくりいじめ 173 ユグルイ その4 ふたば系ゆっくりいじめ 187 頭でなく心に訴える ふたば系ゆっくりいじめ 188 ユグルイ その5 ふたば系ゆっくりいじめ 192 長寿と繁栄を・・・前編 ユグルイあきの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る この作者さんのはおもんねーなー -- 2016-02-17 11 56 11 ゆっくり製菓しねしねしねしねしねしねへしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねし -- 2016-02-17 00 47 08 つづきよろ -- 2015-08-13 00 52 28 ↓お前も無能すぎ -- 2014-08-06 01 45 40 ドスが無能過ぎwwwワロタwww -- 2014-07-31 03 40 33 え・・・これで終わり? -- 2010-09-03 14 42 20 続きを… まぁ、赤ゆが制裁を免れないのは間違いないな -- 2010-08-05 23 06 54 赤ゆうぜえ -- 2010-06-28 23 48 10 続き頼む -- 2010-06-27 00 00 29 続きを… -- 2010-06-19 08 47 56 続きが読みたい・・・ -- 2010-03-23 04 26 07
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Detroit Yugyaku City 2 24KB 虐待-普通 パロディ 自滅 ドスまりさ 現代 ぺにまむ どろわ・メタネタあり 【はじめに】 二行です。 開いてくださり、ありがとうございます。 今回も某漫画のパロディであり、『ふたば系ゆっくりいじめ 497 DYC』の続編です。 前作を読んでなくても、あんまり問題ありません。 元ネタが地上波放送されるので、やるなら今しかないと思った。 今年一発目がこれかよとも思うが、意外とゆっくりしている。 【登場人物紹介】 ※ユハネ・ユラウザー2世 (ボーカル・ギター) インディーズを席巻する、デトロイト・ユギャク・シティのフロントマン。 白塗りの顔に、額には『虐』の字。ウレタン製の鎧をまとい、ギターを奏でる。 中の人は愛で派である。 しかしテンションが上がると、元ネタ同様、ゆ虐メタルのカリスマと化す。 ※アミャギ (ベース) 白面長身のベーシスト。毎回衣装が変わるようだが、いちいち描写はしない。 火を吹くゆ虐を得意とするが、名前に反して、アマギったりはしない。 ※グミュ (ドラム) 白面短身のドラマー。前作は『ブミュ』だったが、語感が悪いので改名した。 楽屋では、いつも誰かと携帯電話で話している。 ※社長 (マネージメント全般) メタルとゆ虐に人生を捧げた女社長。年齢不詳。 前作のコメント欄にて、D.O女史に目を付けられた。 ※豚まりさ (パフォーマー) 全長2m半の元ドスまりさ。お帽子なし。ゆ虐演奏に花を添える、生粋のドMゆ。 てんこ? 何それ、おいしそう。 ※デトロイト・ユギャク・シティ (DYC) デスメタルにゆ虐の要素を加え、全く新しいメタルパフォーマンスを確立させたバンド。 代表曲は「GYAKUTAI」「グロデスゆ」等。アルバムも近日発売。 【本編】 「ゴー・トゥー・DYC! ゴー・トゥー・DYC!」 ステージは、まだ薄闇に包まれている。 にも関わらず、聴衆はその名前を呼び続けている。 ライブハウスは、窯の中のように、熱い。 スポットライトが、灯る。 光の輪の中にいたのは、人間ではなく、ゆっくりの家族。 観客は、ここぞとばかりに、ブーイングを浴びせた。 れいむ・まりさ・子れいむのテンプレ一家が、一段高い所で、ゆっくりしていた。 不意に闇の中から伸びた手が、おちびちゃんをつかんで、垂直に放り投げる。 番は、それをぼんやりと見上げていた。 愛する我が子は宙を舞い、そして、ゆっくりと落下してくる。 「おしょらを、とんじぇる」 子れいむが言い終える前に、飛び出した炎が、その身を焼き尽くした。 赤いリボンだけがこの世に残されて、ひらひらと舞い降りる。 2匹の親ゆっくりは、じんわりと表情を変えて、叫んだ。 「「ゆっくりした、おちびちゃんがぁぁぁ!!」」 それが号砲だったのだろう。 照明、発煙筒、そしてドラムの一撃が、ほぼ同時に覚醒した。 ステージ上、今度こそ現れたのは、DYCの3人。 聴衆は、獣のような唸りで、それに答える。 「♪俺は地獄の鬼威惨 昨日れいむを犯したぜ 明日はまりさを掘ってやる」 まばゆいステージの中央に、一際白い男が立っていた。 彼はスタンドマイクの前でギターを掻き鳴らし、がなり、歌う。 「♪ウチに金バッチ銀バッチいねぇ それは俺が潰したから 近所に野良ゆも飼いゆもいねぇ それは俺が潰したから」 ボーカルの名は、ユラウザー。 さん付けをしないとファンに怒られる、DYCのフロントマンだ。 そしてその横でリズムを取っているのは、ベーシスト・アミャギ。 演奏の合間に、何やらビンの中の液体を、口に含んでいるようだった。 「♪潰せ 潰せ 饅頭潰せ 潰せ 潰せ 全てを潰せ」 アミャギは、号泣している親れいむを、リフティングの要領で宙に浮かせた。 瞬間、ド饅頭は、実にゆっくりした表情に変わった。 ベーシストの口から放たれた炎は、妻れいむへと全て注がれる。 燃え尽きていなくなるものを、夫まりさは呆然と見上げていた。 「♪GYAKUTAI GYAKUTAIせよ! GYAKUTAI GYAKUTAIせよ! 思い出を黒く染めてやれ」 夫まりさが番と同じ運命をたどっていた頃。 反対側にいる男は、自らの演奏に余念がなかった。 DYCが誇るドラマー、グミュ。 彼のドラムセットは、ゆっくり仕上げの特注品であった。 「♪GYAKUTAI GYAKUTAIせよ! GYAKUTAI GYAKUTAIせよ! 中身で黒く染めてやれ」 もう何の種だったか分からないゆっくりを、生きたままドラムとして加工している。 お飾りを取られ、口もあんよも塞がれ、ただ痛みを訴える瞳だけが機能していた。 グミュの鬼畜的ドラムプレイが炸裂する度に、バス・サイド・タムの周りに涙の川ができる。 その隣では、普通のシンバルが揺れていた。 「ああっ、ユラウザーさんが!」 「ついに、アレを出されるぞー!」 熱狂するオーディエンスが、ユラウザーの挙動を目ざとくとらえる。 マントの中から取り出したのは、子まりさである。 小さいまりさは、顔面をギターの弦に押し付けられる。 そうしてそのまま、上下左右に動かされるのだ。 「出たー! ユラウザーさんの、まりさ歯ギターだ!」 刺さるような戦慄が、心地良く会場を埋めていく。 同時に、ピックゆっくりの歯が、抜けてスッカスカになっていく。 ゆっくりの歯は、もろい。一小節ごとに、ペキペキと折れる。 その都度、位置を変え、方向を変え、1本残らず使い尽くす。 そうした後。 「貴様ら、使い物にならなくなったゆっくりの運命を知っておるか・・・」 突然、ユラウザーがMCを始めた。 観客席は、即座に静まり返る。 「こうするのだ!」 右手に握られた小さな饅頭。 その臀部が勢い良く、ユラウザーの股間に打ち付けられる。 「んひょぉぉぉ! すっひりしひゃうぅぅぅ!」 「うおー! 今夜も、まりさを公開レイゆだー!」 「ユラウザーさんの辞書には、性欲しかないんだー!」 「いくぜ! 『あのゆをレイゆ!』」 『Detroit Yugyaku City Live2 "Double Love”』 「今日も、酷かった・・・」 楽屋の片隅に、ユラウザーは腰を下ろしている。 歯抜け子まりさの口を開け、その中へ、何かを差し込んでいる。 「ひょひーひゃん、ひょっひょ、ひゃひひゃひょ」 「何言ってるか、分からないよ、まりさ・・・」 歯ギター用まりさは、総入れ歯だった。 折れても、千歳飴製の差し歯を補充してやればよい。 「はい、できたよ」 「もっと、まりさをれいゆっ! してね!」 ユラウザーだった青年は、溜め息を付く。 この子まりさは、元々、近所の公園に住み着いている野良ゆだった。 子まりさとはいえ、過度なワガママは言わない、善良なゆっくり。 もしかしたら、栄養不足で小さいだけの、成体なのかもしれない。 ともあれ、ユラウザーの中の人は、時折それを愛でては、癒されていた。 ところがある日。 怪しげなテンションのまま、ユラウザーはこのまりさをライブに連れ出す。 そこでギターのピック扱いをした挙句、公開レイゆに到ったのである。 普通、ここで永遠にゆっくりしてもおかしくはなかったのだが。 流石、野良だけあって生命力は強かった。 それどころか余計に懐いてしまい、今ではレイゆをおねだりする始末である。 パフォーマンスに幅が広がったとはいえ、ユラウザーの心中は複雑であった。 ちなみにレイゆとは、鬼威惨がゆっくりをレイプする異常性欲衝動のことである。 ユラウザーが、勝手に命名した。 「アマギリファーック! 最高だわ、DYC!」 「社長、アザーッス!」 ユラウザーが振り返ると、社長に頭を下げるアミャギの姿があった。 社長は今日も、テンションが高い。 「ユラウザー、完全にまりさ歯ギターをマスターしたわね」 「はは、どうも・・・」 「しゃちょうさーん、ゆっくりー」 「おう、いい仕事したわね、メスまりさ。今夜もたっぷり、虐めてあげるわ」 「ゆゆゆぅぅん」 元野良でピックのメスまりさは、今は社長に飼われていた。 ゆ虐師の家で、毎晩何が行われているのか。 ユラウザーは、できれば、知らずに過ごしたいと願っている。 「きょうは、ぺんちさんが、いいよ」 「(聞きたくない、聞きたくない) そういえば、あのドスまりさは、今日はどうしたんですか?」 「豚のことか? 今日は、バイトだってよ」 「バイト?」 帰り道。 いつもの習慣で、ついつい甘いコーヒーを2本、買ってしまっていた。 あまあまをねだった野良まりさは、今は社長の玩具だ。 寝取られって、こんな感じかも知れないな。 ユラウザーは、薄く笑った。 いや、この時間は、ユラウザーではない。 根木井(ねきい)という、単なるゴボウ男であった。 冴えない顔色に、ひょろっとした体躯。 ユラウザーと同一人物とは、とても思えない。 根木井は、コンビニ袋を揺らしながら、歩道を行く。 この時期は、夜も道路工事をやっていて、汗を流す男達から湯気が出ていた。 交通整理をする警棒が、赤く光っている。 しかし、何かおかしかった。 ライトの揺れ方は、人間のそれと変わりはない。 しかし、その後ろにいるものは、明らかにヒトではなかった。 壁のように広がり、顔のようなものが付いている存在。 棒を保っているのは、手ではなく、口だ。 大きなゆっくりが、交通整理をしている。 しかも、それは。 「ドスまりさ・・・?」 DYCのパフォーマーである、あの、豚まりさであったのだ。 休憩が告げられる。 根木井は豚まりさと共に、道の端に腰を下ろした。 ドスの頭には、申しわけ程度に、ヘルメットが乗っている。 「驚いたよ。バイトだってのは、聞いていたけど」 「めんぼくねっす」 「いや、そんなことないよ・・・。 しかし、交通整理なんて、やってていいの?」 「ここは時おり、暴走族が来るっすから。 人間さんがはねられないように、私がやってるんす」 「そういうこと・・・」 青年は同じバンドの仲間として、豚まりさに同情した。 缶コーヒーを開けて、ドスに渡す。 大まりさはそれをおさげで器用に受け取ると、チビチビ飲みだした。 「いつはね飛ばされるかと思うと、もう、たまんねっす」 ドMの横にいた男は、同情を即座に取り消した。 「・・・それにしても、DYCの豚として、ちゃんと生活していけるよね? なんで、バイトなんかやってるの?」 「それは・・・」 「おつかれさまでーす」 その声へ、1人と1匹は顔を向ける。 挨拶をしたのは、こざっぱりしたありすだった。 「たおる、どーぞ」 「も、もうしわけねっす、ありすさん」 「まりささんこそ、おしごとがんばってますね」 「め、め、めんぼくねっす」 ありすはちょっと微笑んで、どこかへと駆け去った。 よく見れば、カチューシャの上には、タオル満載のビニール袋が乗っている。 「なに、あれ?」 「マネージャーの、ありすっす」 「マネージャー? 道路工事に? ゆっくりが?」 「つまりは、そんな会社なんす」 「・・・認めたくはないけど、納得した」 もう1つ、根木井が分かったことがある。 ありすが来た時の、豚まりさの挙動。そして、今、目の前の赤い表情。 「気になってるんだね、あのゆっくりのこと」 「めんぼくねっす」 「ありすに近づきたいから、このバイト、やってるんだ」 「もうしわけねっす」 「そんな理由を社長が知ったら、ただじゃすまないだろうね」 「まりさの業界では、ごほうびっす。でも、ありすは」 「心配しないでいいよ」 青年は立ち上がり、ドスまりさの頭に手を置いた。 「力、貸してあげるよ」 翌日。 根木井は、事務所の入口の前まで来て、深呼吸をした。 お人よしの愛で派である彼が思いついたのは、単純なことだった。 ライブにあのありすを招待し、ドスまりさの勇姿を見せ付ける。 しかも、いつもの豚としてではなく、華やかな主役として。 色々問題はあるだろうが、その際たるものが、社長の存在だ。 彼女は、生まれながらの虐待悪姐惨。 まだ母親の胎内にいる頃、子宮越しにれいむを殴り飛ばした逸話の持主だ。 だから、余程うまく話を持っていかなければならない。 下手をすれば、根木井自身が永遠にゆっくりしかねないのである。 緊張で濡れた掌が、ドアノブを回した。 青年にとって、一世一代の、交渉が始まろうとしている。 「おはようございまーす・・・」 「お帽子ファーック!!」 扉を開けた瞬間飛んできた灰皿が、根木井に直撃した。 幸いにもステンレス製であったので、灰を被っただけで済む。 「あん? なんだ根木井、こんな時間に?」 「あの、明日の、ライブのことなんですけど」 「そんなことより、これを見ろ」 女社長の額に、青筋が蠢いている。明らかに不機嫌だ。 青年は恐る恐る、差し出された紙を覗いてみた。 無餡 Name ◆RpUq62lg/Q 1 09/11/04 05 42 52 No.1257280972 del くっくっくっ社長! ゲスまりさ優遇は私にしか許されんことをよ~くわきまえてるようじゃねぇか! 褒美に豚饅頭よりみじめなパフォーマンスに参加させてやる! 当然服はボールギャグと双頭ディルドだけだぁ!!! By D.O 「何ですか、これ?」 「前作のコメントだよ。 あの露出SS書きめ、この私に、公開ファックせんげんっをしやがった!」 「(2ヶ月前のことを、何故、今更・・・)」 「今、なんつった?」 「いやいやいや、何も、一切」 「そういう分けで、今から私はD.Oをつかまえに行く。 見つけ次第、往来に( ※ )して、( ※ )の挙句、あの眼帯の下を( ※ )してやるわ・・・」 「人間虐待はまずいです! 評価が『6/48』みたいになっちゃいますよ!」 「竹やりファーック!」 椅子から飛び上がった社長の膝が、根木井の顎を的確にとらえた。 「ど、どうして」 崩れ落ちる青年。 「明日のライブは、任せたぞ」 女社長は、狩りに出かけた。 根木井は失神KOされて伸びているが、本来の目的は果たせそうであった。 なお、( ※ )の中身は、餡娘ちゃんに持っていかれたので、各自想像して下さい。 湿布をした顎を撫でながら、根木井はライブハウスに向かっていた。 シャイニング女社長ウィザードの痛みは、今も引かない。 それでも、これで普段頑張っているドスまりさの助けになれるのだ。 一番の障害である社長は、いない。 彼の足取りは案外、軽かった。 ライブハウスに近付くにつれ、いかにも、という風体が目立ってくる。 モヒカン、皮ジャン、尖ったアクセサリー。 最近は、『YUKKURI ALWAYS DEAD』とプリントされたものが多い。 DYCの事務所が出している、オリジナルのものだ。 時はまさに世紀末な一帯。 そんなイカレた場所であるからこそ、余計に目立った。 まるでそこだけ代官山であるかのような、オシャレな装いの女がいる。 手には、これまたカジュアルなカバンを持って、キョロキョロしている。 迷い込んだのだろうか。 ならば、この腐敗と自由と暴力の真っ只中から、助け出さなくてはならない。 正義感を秘めた根木井は、迷い女に声をかける。 「あの、お姉さん」 「はい? え、あれ、ネギー君?」 「あ、愛川さん? どうしてここへ?」 女性は、愛川であった。 根木井が、一方的に思いを寄せている存在である。 彼女と青年は大学時代の同級生で、ほんの数ヶ月前に再開した。 この辺りの描写を、もっと細かく入れるべきだろうか。 しかし、「もうそろそろ虐待見せろ馬鹿野郎」という声を、私は無視できない。 よって、細かいキャッキャウフフは省きます。 「これの取材に来たの」 そう言って差し出されたのは、『マイゆマイゆ』と書かれた雑誌であった。 「これって、愛川さんが仕事してるやつだよね」 「そうよ。今度これで、デトロイト・ユギャク・シティを取り上げるの」 「え? え? でも、『マイゆ』って、ベッタベタの愛で雑誌じゃ」 「『飼いゆっくりに聞かせたくないバンドランキング』で、DYCが1位に選ばれてね。 今日は突撃潜入取材で、ライブに来たのよ」 「へ、へ、へ、へぇー。大変だね・・・」 根木井は額に水滴が集まりだし、結露した窓ガラスのようになる。 「大丈夫? すごい汗よ?」 「はははは、走って来たからね」 「ネギー君は、こんなところに、何しに来たの?」 「うん、あの、その、バイト! そう、会場整理のバイトだよ」 「DYCの? 中、怖い人ばっかりみたいだけど」 「そ、そうなんだよ。まいった、ね・・・」 いつのまにか、根木井は楽屋の中にいた。 どうやって来たのか、あまり、覚えていない。 確かなのは、この会場に、愛川がいること。 彼女は、純粋な愛で派であること。 そして自分は今からユラウザーとして、ゆ虐メタルをやる、ということだ。 「どうしよう、バレたら、バレたら終わりだ」 「おい、ユラウザー。そろそろメイクしろよ」 「分かってるよ。ああ、もう・・・」 「皆さん、おはようっす。ささ、どうぞ、ありすさん」 「ゆっくり、おじゃまします」 「ユラウザー、豚がシュークリーム連れて来たぞ・・・」 「え? あ」 鬼威惨の包囲網の中、どうやってたどり着いた。 豚まりさが、あのありすを連れて、楽屋へと入ってきた。 「ユラウザーさん、今日は、どうもっす! せい一杯、がんばるっす!」 「ああ、幸せ、ゲットしてね・・・。 皆、今日はまず、まりさのソロで行くから」 「本気か? まぁ、ユラウザーが言うんだったら、いいけどよ」 「ありがとっす! まりさ、かんぺきっにやるっす!」 「しっかりね、まりささん! わたし、しんじてる!」 まさかの饅頭どものキャッキャウフフに、アミャギは呆れ顔であった。 「・・・信じて、いいんだよな?」 「どうしよう、どうしよう・・・」 「ユラウザー? しっかりしてくれよ。 おい、グミュ。お前からも何とか言ってやれよ」 「ゆうかにゃん、( ※ )( ※ )( ※ )」 「ダメだ、こいつら」 ユラウザーは、混乱と焦燥の渦に飲み込まれていた。 そんなことなど露知らず、側では饅頭どもがイチャついている。 「ぜひ、ありすさんには、ステージの側で、見ててほしいっす」 「わかりましたわ、まりささん」 こいつら、俺の気も知らないで・・・。 いつもより濃い目のメイクを施すユラウザーに、怪しい熱が溜まっていく。 「うおー! 腹へったー!」 「ユラウザー! 今日も餡子を降らせてくれー!」 「さんを付けろよ、新参が!」 今日の場内は、荒れ気味であった。 軽いつかみ合いになっている者までいる。 そこはスタッフが機転を利かせ、適当な野良ゆを両者に渡す。 「ヒャッハー! 前祝いだー!」 「ねじれりゅぅぅぅ! ちゅぶれゅぅぅぅぅ!」 捻り切られたれいむは、あっさりと中身をぶち撒ける。 黒い雨の下、荒々しい男達の表情は、ほっこり笑顔に変わる。 「それにしても、今日は、遅いな」 「焦らしプレイとは、悪魔的所業だぜ」 そんな微かな不安を見越したかのように、ステージ上に明かりが灯る。 普段より大きめのスポットライトの下には、またしてもメンバーの姿はない。 そこにいたのは、豚まりさ。 だが今日は、豚ではない。 頭には黒い帽子を被り、しかもそれは、輝くラメで『M』とデコレーションされていた。 肌も髪の毛も、綺麗に洗ってあり、何故かサングラスまでしていた。 客は当然、ざわつき出す。 「うわぁぁ、何だアレは?」 「虐待主義の豚じゃねぇのか?」 「違う、ヤツは虐待でも豚でもねぇ」 「言わば、ゆん主主義。ゆん主主義の英雄だー!」 「♪GYAKUTAI GYAKUTAIせよ! GYAKUTAI GYAKUTAIせよ!」 「うおー! 英雄が『GYAKUTAI』を歌い出したぞー!」 「なんて、自虐的なんだー!」 「英雄になっても、ヤツはドMなんだー!」 「それでは、続きまして・・・」 「なんだ? いいトコロだったのに」 「あの娘のために、思いを込めて歌うっす」 「(~~~~~♪)」 「おい、これは・・・」 「まさかとは思うが」 「(~~~~~♪)」 「いや、間違いねぇ」 「ああ、やっぱりか」 「(~~~~~♪)」 「レミオ口メンの、「コナゆキ」だ」 「意外とうめぇ・・・」 「でも、何か、違ぇ・・・」 「あれ、見ろよ」 歌声に誘われるように、下手の方から、ありすが近づいてきた。 それはゆっくりとドスまりさへ歩み寄り、並んだ。 「おいおいおい、2匹で歌い出したぞ」 「デュエットかよ・・・」 「そんな歌じゃないだろ」 「もう、何もかも、違ぇ・・・」 「~~~だーーけーー こなぁぁぁぁ」 豚まりさの後頭部に、ユラウザーのシャイニングウィザードが直撃する。 「おぉぉぉぉふ!」 質量豊かなドスはふっ飛ぶこともなく、強く顔面を床に打ちつけ、沈黙した。 ありすは逃げる間もなく、驚いた顔のまま、静止していた。 「貴様らの存在は、荒沢さんに対する冒涜だー!」 ユラウザーの一言で、会場が、弾けた。 「その通りだ、ユラウザーさーん!」 「こんな公衆の面前でイチャ付きやがってー!」 「どくしんっディスってんのかー!」 「行き遅れなめんじゃねー!」 「ド饅頭ども。 アラサーの怨念、マグマの如き怒りを、思い知るがいい・・・」 そう告げてユラウザーは、豚まりさではなく、ありすの方を持ち上げた。 「砂塵舞うこと『荒』地の如く!!」 怒りの化身が、手の中の饅頭を、乱暴に振り回す。 覚醒したありすは、面白いように、泣き叫ぶ。 「ゆわぁぁぁ! やめて、よして、やめて、とめて、とかいはじゃないわぁぁぁ!」 「波寄せること『沢』の如く!!」 続けてユラウザーは、ありすを激しく縦にシェイクした。 一定の振動により、生シューの顔は歪み、股間はいきり立ち、鼻息が荒くなる。 すっきりーしたい波が、ありすをれいぱーへと変えていく。 「んっほぉぉぉぉぉ!!!」 「性欲燃えること『火』の如く!!」 精子餡でパンパンになったものが、ユラウザーの頭上に掲げられた。 そしてそのまま勢い良く、気絶したままの豚の尻めがけて、突き刺す。 「ゆぎゃぁあああ!」 「んほっ! んほほっ!」 「オラオラオラオラオラ!」 ユラウザーの手により、饅頭の腰と腰が、幾重にも激しく打ち合う。 公開強制ゆっクスであった。 「ずっぎり、ずっぎりしぢゃうっす!」 「んぎょぽぽぽぽぽ!」 「得難きものは・・・」 ぺにぺにとまむまむの距離が、一時的に、ゼロとなる。 前方に意識が集中して、全く無防備となったありすの尻。 それを強烈に叩いたものは、ユラウザーの股間であった。 「『山』の如しぃぃぃぃ!!!」 「「ずっぎりぃぃぃぃぃ!!!」」」 ユラウザーの会心の腰撃が、止めとなった。 ありすは表面が凹むほど、中身を噴出した。 豚まりさはそれを全て受け止め、額から枝を伸ばし、無数の実を茂らせた。 「出たー! ユラウザーさんの、すっきりんぐ荒沢火山だ!」 「荒沢さんの無念が、大輪の花になったんだー!」 ユラウザーは、手早くまりさの枝をもぎ取る。 そしてまだ未熟ゆの実を客席へ、ちぎっては投げ、ちぎっては投げる。 「貴様らに、一足遅いお年玉であるわー!」 「うぉー、新鮮な未熟ゆが振ってくるぜー!」 「まるで上棟式の、餅まきのようだー!」 豚まりさは、またもや失神していた。 しかし、その表情はむしろ、満たされていた。 ドMは、地球上で最も、しぶとい。 ありすは、体育館に放置されたバレーボールのようだ。 中身がすっかり減って、萎んでしまっている。 それでもユラウザーは、それを手に取って、こう宣言した。 「次は新曲、れいぱー交響曲!」 観客は、総立ちとなって、頭を振る。 「♪ありすの前に ひれ伏せ饅頭 あにゃるとまむまむ 突き出しな」 アミャギは安心した顔で、ベースを刻む。 「♪お飾り 髪の毛 あんよもいらねぇ おうちも ごはんも 言葉もいらねぇ」 今回出番の少ないグミュも、淡々と、ゆっくり製のドラムをしばく。 「♪顎の下さえあればいい 顎の下さえあればいい 顎の下さえあればいい 顎の下さえあればいい」 豚は横たわり、ありすはまたもや激しく揺すられている。 愛川は、蒼ざめていた。 無理もない。愛で派にとってDYCのライブは、地獄の宴だ。 彼女は、記者魂だけで、健気にも、耐えている。 ライブハウスの最後部。 それが、愛川のデッドラインであった。 そして、ユラウザーは忘れている。 この会場のどこかに、愛川がいることを。 魔王とさえ呼ばれている男は、客席にダイブする。 何故か、れいぱーと化したありすを抱えたまま。 演奏は続き、ユラウザーも持ち前の声量で、叫ぶ。 「♪饅頭の前世は 全てオナホ ありすの前世は 全てぺにぺに」 客の頭上に、ユラウザー。 川の流れのように、どこかへ流されていく。 「♪顎の下さえあればいい 顎の下さえあればいい 顎の下さえあればいい 顎の下さえあればいい」 魔王のメイクの下には、根木井がいる。 彼は、気付いてしまった。 流れの先に、愛川がいることを。 「♪饅頭はオナホで ありすはぺにぺに あにゃるとまむまむ 突き出しな」 さらに悪いことに。 長時間のライブで、ユラウザーのカツラが蒸れ始めた。 つまり汗で、ズレ落ちる危険性がある。 その時は、即バレ。 「♪顎の下さえあればいい 顎の下さえあればいい 顎の下さえあればいい 顎の下さえあればいい」 流れは、確実に愛川の方に。 目が合った。彼女は、脅えていた。 もし、自分がユラウザーと知ったら、どうなるだろう。 バレたら、終わり。終わり。終わり。 見るな! 見るな! 見るな! 見るな! 「♪そう 顎の下さえあればいい 顎の下さえあればいい 顎の下さえあればいい 顎の下さえあればいい」 もう、顔と顔が重なりそうになった時。 ユラウザーはこの日、もっとも激しくれいぱーをシェイクした。 手の中で最硬度になったぺにぺにを、愛川に向ける。 そして饅頭のあにゃるの中に、2本の指を突き刺した。 「これが淫乱愛で派の、顔射顔であるわー!!!」 ぺにぺに経由でぶち撒けられたクリームが、愛川の顔を襲った。 「きゃぁぁぁあ!」 女の顔面は白いもので覆われ、恐らくは、視界どころの騒ぎではない。 「今宵の生贄は、この胴付きであるわー!」 「すげぇ!」 「人間虐待も、怖くないのかー!」 「餡娘ちゃんも、ユラウザーさんには勝てないんだー!」 「良い子はマネすんなー!」 「ゴー・トゥー・DYC!」 「ゴー・トゥー・DYC!」 「もう限界!」 クリームまみれになった愛川は、ライブ会場から姿を消した。 ユラウザーは、アマゾン川のポロロッカのように、ステージへと戻されていく。 いつまでも、女のことを思いながら。 根木井は、メイクを取るのももどかしかった。 一応スタッフには、愛川へのフォローを頼んでいたが、不安が和らぐわけではなかった。 息急きながら、ライブハウスの外に飛び出す。 「愛川さん」 彼女は、近くの公園のベンチに座っていた。 クリームは綺麗に拭き取られているようだが。 「ネギー君」 「・・・ライブで、何かあった?」 「ううん、何も」 胸が、痛んだ。 「そうだ、この後、ヒマ?」 「ええ、空いてるけど」 「良かったら、スイーツでも食べに行こうよ。 今日のバイト代で、ごちそうするからさ」 「本当?」 「うん。この近くに、おいしいシュークリームの店、知ってるんだ」 「クリーム!?」 言ってしまったことに、根木井は、気付いた。 「ねぇ、何でクリーム? 私からクリームを連想したの? 私、そんなに、クリーム顔?」 「いや、その、あの」 愛川は男の肩をつかんで、激しく揺さぶった。 問い詰められながら根木井は、彼女から甘い匂いを感じていた。 ほぼ同時刻、YHKスタジオ。 収録中のあるスタジオでは、DYCの「GYAKUTAI」が流れている。 ゆ虐メタルの旋律に包まれているのは、アナウンサーと、大柄な男。 彼は明らかに外国人であり、顔には白と黒の凶暴なメイクを施している。 「ミスター・ザック。これが、デトロイト・ユギャク・シティなんですが」 「Now, Reimu cannot be killed, either.(これじゃ、れいむも殺せないな)」 「このDYCが、日本ツアーの相手、ということでよろしいんでしょうか」 「Yeah.(ああ)」 「ザック・イル・オールとDYCの対バン、楽しみにしています」 「It strikes and crushes -- surely.(叩き潰してやる、必ずだ)」 (つづいたら、つづく) 【過去作】 ふたば系ゆっくりいじめ 675 プラネット・ゆース ~きめぇ丸~ ふたば系ゆっくりいじめ 666 チューチューラブリームニムニムラムラプリンプリンボロンあにゃるぺーろぺーろ ふたば系ゆっくりいじめ 658 緊急特別SS ゆっくり割れる窓ガラスさんの謎 ふたば系ゆっくりいじめ 629 極上のすっきりプレイス ふたば系ゆっくりいじめ 594 プラネット・ゆース ふたば系ゆっくりいじめ 560 なずーりんに祝福を ふたば系ゆっくりいじめ 497 DYC ふたば系ゆっくりいじめ 453 空から降る100万のぷくー ふたば系ゆっくりいじめ 428 はげの行進 絵 ふたば系ゆっくりいじめ 402 れいむ・マスト・ダイ(後編) ふたば系ゆっくりいじめ 379 れいむ・マスト・ダイ(前編) nue022 「ゆナッフTV」 nue009 「ブラックペーパー・チャイルド」 二行の作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る つづかんでよし -- 2011-09-04 11 42 10
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「ふたば系ゆっくりいじめ 580 ゆっくりに関係する怖い話3話/コメントログ」 うむ -- 2011-02-17 20 43 27 くだらなさすぎる -- 2012-07-19 23 38 12
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「ふたば系ゆっくりいじめ 1094 飼いゆっくりになれたよ!/コメントログ」 徒然あきの人は、最初にクレジット入れて欲しい。 -- 2010-06-18 02 59 15 まりさやありすは、どーなったの? -- 2010-06-20 19 19 12 ↓気にするな! -- 2011-09-14 17 26 13 ↓↓放置!! -- 2012-07-27 11 25 59 年単位のコメントはゆっくりできないよ… -- 2016-09-25 19 00 16
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「ふたば系ゆっくりいじめ 820 私立! 亜瑠徒中学校野球部/コメントログ」 いい野球部だ。私の学校にもこんな部活があれば…作ってもいいけどゆっくりがいねぇ。 -- 2010-07-07 16 59 31 寒天、硬いな。 -- 2010-07-17 23 55 22 いいなこの野球部 -- 2010-08-13 17 32 15
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「ふたば系ゆっくりいじめ 1006 まりさとじじい/コメントログ」 家が焼けおちるまでは良かった。 -- 2010-06-16 03 48 07 特攻シーン良かった -- 2011-03-06 12 15 38 いいツンデレ?だった…… -- 2011-09-08 20 34 22 ゲスゆっくりのはずなのに感動した。 -- 2012-05-08 17 05 38 最初はいいけど自分の趣味をSSに搭載しないでくれ -- 2012-07-26 17 47 22 こういうのもいいな。感動する。 -- 2012-07-31 23 07 46 不覚にも泣いた -- 2012-08-12 18 49 26 イイハナシダナー -- 2013-07-03 15 30 56 もしかしてこの疎開してる老人の孫って…ゆっくりじゃない方の霧雨魔理沙? -- 2014-11-20 19 18 41 かっこいい。このまりさは尊敬する -- 2016-01-14 15 55 44 かっけー! -- 2020-08-12 11 32 24 霧雨魔理沙じゃん最後の -- 2020-08-12 11 32 56 「最初は〜、、、、」ってコメントしてる人お前ここの管理人か?かんけいないくせにいきってるんじゃねえぞ -- 2020-11-12 22 51 19 まーりさばんざーい!バンザーイ! -- 2020-11-12 22 51 52
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「ふたば系ゆっくりいじめ 911 ゆっくりとお預かり/コメントログ」 面白かった -- 2010-06-15 00 24 53 面白かったwww 人様の飼いゆっくりが悲惨な目にと書いてあったから警戒したが、 良い話じゃねぇのww -- 2010-11-22 22 34 15 野良のあんこを入れなくてよかったね、もし入れてたら、悲惨な目に会ってたかも -- 2010-12-13 01 29 51 面白いwww -- 2011-09-21 14 49 40 …百均の餡子でいいんじゃね?とか思った。百均の餡子意外とめちゃ美味いし。…美味いだけじゃだめか -- 2012-11-11 20 32 34 無限ループするんですねわかります -- 2014-03-21 00 20 56 事実を伝えても平気では? こちらの被害 対応(レシート付き)を教えれば、「一般教養のある人間」ならば、 飼いゆのゲス行動で迷惑を掛けてしまったとわかるはず。 -- 2018-01-07 13 43 53
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「ふたば系ゆっくりいじめ 677 元銀バッジまりさの末路 下/コメントログ」 ゲスもキモくて殺したいけど他の 登場人物もキモくて殺したい そしてなにより作者がキモい -- 2013-04-02 02 12 48